クリーニング
素材にあった洗剤をセレクトし、基本は水洗いをいたします。デリケートな素材は水洗いをさけ他の方法で行います。
まずは、お客さまの靴の状態を拝見させてください。最適なクリーニング方法をご提案いたします。
製法により、洗える靴、洗えない靴があります。靴は様々なパーツで出来ています。素材によっては水を含むと強度の落ちる物が多くあります。1~2度程度でしたらあまり問題にならない物があります。しかし常に丸洗いはお勧めできません。
カビは革の中に入り込み胞子のみが表面にでている状態です。表面の胞子を取り除けばよいのでなく、防カビ剤を使用し処理しております。しかし湿気の多い状態での保存は避けてください。再度カビの原因になります。
薄い色の革は、カビの色が残ります。色かけ等で目立たなくさせることができますので、お気軽にご相談下さい。
クリーニングをすると色落ちしてしまう革もございますので、その革や汚れに合わせたクリーニング方法で行いますのでご相談下さい。
雨にあった靴は、直ちに固く絞った布で全体を拭くと、シミになりにくいです。
シミになって乾いてしまった革は、ご相談ください。革の種類、汚れの状態に、クリーニングや補色仕上げを行い雨染みを目立たなくする事が
できますのでお気軽にご相談ください。
革製の靴であれば、牛革、羊、鹿など様々な素材に適したクリーニング方法で対応いたします。しかし、合成皮革やエナメルで劣化が激しいものなど洗えないものもあります。ご相談下さい。
直射日光を避け日陰の、風通しの良い場所で保管をしてください。カビが発生した時に使用していた箱などは、カビが再度発生する原因となりますので使用を避けて下さい。
スエードに限らず、起毛素材のヌバックもクリーニングいたします。諦めないでご相談ください。